2017年 06月28日
> フランチャコルタ

グラスを傾けて注ぐ科学的な理由

今日は、フランスの時事報道の週刊誌「Le Point」に掲載されたシャンパンに関する記事(2010年)をご紹介します。
 

同じ熟成スパークリングワインであるフランチャコルタにも共通する内容かと思います!

(以下、引用)


スパークリングワインを注ぐ最も良い方法を科学的に検証

よく冷えたシャンパンを傾けたグラスにそっと注ぐと、最適な泡立ちをキープしながら香りや風味をベストな状態で楽しめる、とフランスの研究者グループが発表しました。彼らの研究は、最新号(※2010年当時)のアメリカの化学学会誌「アメリカの食と農の化学ジャーナル」に掲載されました。年末のパーティーシーズンに合わせたタイムリーな発表です。

これらの研究は、エノロジスト(※)で化学者のジェラルド・リジェール・ベレール氏(シャンパーニュ・アルデンヌ・ランス大学教員)によって進められました。最高の状態で味わうためには、シャンパンを冷やすこと、最適な温度が4度であることなどが世界で初めて科学的に証明されました。シャンパンもスパークリングワインも、ビールでさえも、「細かい泡」がこの温度を決めるポイントとなります。

※(訳者注)
エノロジスト・・・ぶどう、発酵、熟成、瓶詰め、貯蔵、出荷などに関する全般を研究・監督する専門家

二酸化炭素の量を計る

これまでの研究では、多量の二酸化炭素(CO2)を放出したときの細かい泡立ちが味蕾(みらい)にシャンパンの味わいと香りを伝えることが分かっていました。

ジェラルド氏らはCO2をより多く保存できたほうが ---  つまり、シャンパンの中の泡をより多く保ったほうが、より味わいが感じられると確認しました。そして「シャンパングラスへの注ぎ方」がCO2の値に重要な影響があると考えました。

研究では、CO2の残量を次の二つを比較して計ることにしました。

1、すぐに直接グラスの中に注ぐ場合
2、グラスを傾けてワインの流れが緩やかになるようにし、泡が保存されるようにする場合

その結果、グラスを傾けて緩やかに注いだほうがCO2の量が二倍に保たれることがわかりました。

また、シャンパンをよく冷やしたほうが泡を多く残せると分かりました。
 

(以上)


いかがでしたでしょうか。

スパークリングワインを冷やしたり、グラスに注ぐときに傾けたりするのは、

「泡をより多く残す」ためだったんですね!



なんとなく冷たいほうが美味しい・・・

グラスから溢れないようにそっと注ごう・・・

と習慣にしていましたが、実は科学的にも説明できるようです。

 

注ぎかたによる味の違いが分かるかどうか、試してみたくなります(?)


それでは皆さん、良い週末をお過ごしください!
 

in LOVE - 2.7
20%OFF