LA MONTINA
ラ・モンティーナ

 「ラ・モンティーナ」は、イタリアの最高品質スパークリングワイン「フランチャコルタ」の自家生産農家です。120軒あるワイナリーの中からフランチャコルタ協会のホスピタリティ賞を受賞し、専門雑誌から高評価を獲得しました。その魅力と特色をご紹介します。

フランチャコルタの奇跡

 「ラ・モンティーナ社」は、1987年にボッツァ家の3兄弟、ヴィットリオ、ジャンカルロ、アルベルトによって設立されました。1987年設立というと最近だと思われるかもしれません。それもそのはず、フランチャコルタは1961年の登場からわずか34年でイタリア最高格付のDOCGに認定された歴史の若いワイン。しかも、スパークリングワインが最高格付を獲得したのも初めてでした。イタリア国内では「フランチャコルタの奇跡」と言われ、誰もが驚き賞賛したのです。今では星付きレストランでサーブされることも多い、最高品質のスパークリングワインです。1960〜70年代は研究の時代だったため、80年代から始まったワイナリーは数多く、ラ・モンティーナも、その中の一つです。

400年前に建てられた貴族の邸宅

 「ラ・モンティーナ」の建物の歴史は古く、17世紀に遡ります。1620年、畑の所有者であったベネディット•モンティーニが現在の邸宅を建てました。モンティーニはフランチャコルタ地域を含めたブレシア県の貴族で、ローマ法皇パオロ6世の子孫でした。「ラ・モンティーナ」は彼の名に由来しています。建物は1987年にルネサンス様式に基づいて修復、改装し現在に至ります。敷地面積は8000平方メートル、7つの地域に約72ヘクタールのブドウ畑を有し、年間38万本のワインを出荷しています。敷地内には式典会場、レストラン、宿泊できるヴィラ、美術館もあり、洗練された空間が広がります。テイスティングができる見学ツアーや結婚パーティーなどで訪れる人が多く、広大で美しい、華やかなワイナリーです。

ローマ教皇と「ラ・モンティーナ」

 「ラ・モンティーナ」のボトルに刻印されたエンブレムは、ローマ教皇がミサや即位式の時に着用する尖った帽子(ティアラ)をデザインしたものです。ワイナリーを建てたベネディット・モンティーニがローマ教皇パウロ6世の子孫であったことが思い起こされます。また、「ラ・モンティーナ」はヴァチカン宮殿でも出されているフランチャコルタとなり、時を超えてふたたび教皇との縁が繋がることとなりました。
 教皇の帽子の両脇には、ブレシアのシンボルであるライオンとイタリアのシンボルである雌ライオンが寄り添っています。

丹念な作業と、長い熟成期間。

 フランチャコルタは、伝統的なシャンパーニュの手法に忠実で、世界で最も厳しい基準で作られたワインです。シャンパンの熟成期間(15ヶ月)よりも、厳しい規定下(18ヶ月)で醸造されています。ラ・モンティーナではフランチャコルタ協会の規定よりも更に厳しく「24ヶ月〜38ヶ月の熟成期間」としています。長いものでは、なんと80ヶ月の熟成を行っています。
 ぶどうの収穫は全て手摘み。緩やかに圧搾し、ブドウの風味を損なうことなく搾り、醗酵させます。ラ・モンティーナ社では、よりソフトな圧搾を可能にする垂直式圧搾機という装置を用いています。120軒あるフランチャコルタのカンティーナのうち、この装置を用いているのは現在のところ2軒のみです。
 酵母と糖分を加えて瓶内で長期熟成させる間は、それぞれのボトルを70回に分けて少しずつ回転させたり、最後に瓶内の澱を手作業で集めるなど、丹念な作業を行います。ブドウの収穫から出荷まで、トータルでは約2〜3年以上。長い行程を経て、コクのある辛口スパークリングワインが生まれます。

氷河期の土壌

 ワイン生産者は、「良いワインは、良いブドウから」「良いブドウは良い土壌から」と言います。フランチャコルタ地域の土地は、氷堆石土壌(ひょうたいせきどじょう)という特徴的な土壌です。氷河期の堆積物が石灰岩と粘土質で層になっており、水はけが特別に良いため農作物の耕作には向きませんが、ブドウの木の特性と相性が良く、ブドウに適度な酸味を与えてくれます。

これからも続く研究

  ラ・モンティーナの畑のある一帯は、高い山に丸く囲まれた地形が特徴的で「円形闘技場」と呼ばれ、この地区ならではの「微気候(地表などの限られた地域のみ気候が異なる状態)」がみられます。調査の結果、この気候はブドウ栽培に最適だと分かったのです。
 フランチャコルタ地域で土壌と気候の研究をした生産農家らは、1992年に「フランチャコルタ協会」を設立し、優れたワインを生産できる土壌特性と環境について、研究と評定を重ねました。今も熱心な研究が続いています。

1620年 ベネディット・モンティーニが「ラ・モンティーナ」のワイナリーを建てる。
1961年 イタリア北部のロンバルディア地方に「フランチャコルタ」が登場。
1987年 ラ・モンティーナ社の設立
1992年 フランチャコルタ協会の設立
1995年 フランチャコルタが、D.O.C.G.に認定される。



 イタリアが誇る高品質のスパークリングワイン、フランチャコルタ。和食やメイン料理にも合うドライなスパークリングワインとして、日本でもフランチャコルタが注目され始めています。パーティーへの持参やプレゼントとして喜ばれ、ワインが好きな方の期待にも応える、北イタリアからの自信作です。


 

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